2009年12月　第１回　Osaka グレートサンタラン開催！

日本で初のサンタ・ラン開催となる Osaka Great Santa Run 2009 は、
大阪・中之島で約200名の参加者を集めました。
当時の大阪府知事・大阪市長もサンタの衣装で来場。
収益はチャリティ団体に全額寄贈し、病気と闘う子ども達のために役立ててもらいました。

会場は大阪城へ。プレゼントは直接、届ける

2回目以降は、サンタ・ランのモデルとなった英国・エジンバラにならって、
会場を大阪城周辺に移しました。

チャリティの形を「子ども達にプレゼントを１つずつ直接届ける」ようにしたのは、
「チャリティはできるだけわかりやすい形にしたい」という、冒頭のメールの送り主である矢野舞さんの強い希望でした。
病院のスタッフの方にも負担がかかる為、細かな調整が必要なのですが、これは子ども達に大好評で、定番のスタイルとして今でも続けています。

日本でチャリティ・マインドを広げる使命

回数を重ねるにつれ参加者数も数千人規模と大きくなり、メディアでの露出も増えていくことで、
大阪のサンタ・ランの役割も大きくなっていっています。

寄付やチャリティへの敷居をもっと低くできたら･･･
子どもの病気への理解、家族を支える仕組みの充実
何より、誰かの役に立ちたいと思っている優しい人が、実はこんなに周りに沢山いるのだということを知ってほしい

テレビで全国放送されたこともあり、応援のメッセージや、各地から「地元で開催したい」というお問い合わせも増えています。

そんな中2020年、サンタラン開催から12年となる2020年に発起人である矢野舞さん自身が新たな形での活動を始めるためサンタランの活動からは引退されることとなりました。
そこで、2021年からは、クリスマスや子どもが好きな大学生や、将来小児科で子どもたちと関わろうと考えている医大生などが子どもたちを笑顔にしたいという想いで集まった「Great Santa Run 学生会議」が主体となり新たな形で出発することとなりました。
さらに、virtual runというシステムも始まり全国から参加可能なチャリチィイベントとなりました。

多くの方々に支えられて･･･

イベントは大きくなってきましたが、事務局チームの規模は、実はスタートした当初とほとんど変わっていません。チラシを発送したり、プレゼントを購入したりという作業など、ボランティアさんに支えられている部分も小さくありません。

過去の参加者さんが
「今年はラン当日に予定があるので、事前にボランティアします」
「たまたま仕事が休みなので」などと、
呼びかけに応えてきてくださったりします。

開催するもチャリティ、参加するもチャリティ、ボランティアとして関わるのもチャリティ

大阪発で、温かく優しい心の輪が広がって、長く永く続いていけば･･･と、願ってやみません。

大切にしている想い

2009年に始まった小さなイベントが、沢山の方に知っていただき、
うちにも来て欲しい！というお声をいただくことも増えてきたことをとても嬉しく思います。
（最近では「うちにも来て欲しい！」という全ての声にお応えできず申し訳なくも思っています）
それもひとえに毎年参加いただいている皆様のおかげだと思っています。本当に有難うございます！

SANTA PARADE OSAKAを取り巻く環境も数百人で開催していた頃とは随分変わりました。
イベントに関わってくださった全ての方が満足するように、というのは規模が大きくなればなるほど困難です。
しかしだからこそ今後も初心を忘れず「楽しく・わかりやすく・みんなに優しく」という想いを大事に、子ども達・ご家族・参加者の皆さん・先生方・事務局・学生、誰にとっても幸せなクリスマスにできるよう、努めていきたいと思っています。
今後ともSANTA PARADE OSAKAをよろしくお願いいたします！