あの頃、3歳の娘はサンタさんの存在を知ったばかりでした。家ではなく病院にいることをサンタさんは知っているだろうか?ととても心配していました。治療の関係で1ヶ月以上個室から出ることができず、病棟でのクリスマス会も参加できず、ホールに飾られたクリスマスツリーを見に行くことさえ消灯後の誰もいなくなったときしか許されなかった。親子共にとてもとても辛い時期でした。そんな時サンタさんが来てくれたことは、プレゼントをもらった喜びだけでなく、誰かが見ていてくれる、応援してくれている、というメッセージも娘に伝えてくれたと思います。
サンタランに参加してくださったたくさんの方々の思いがこれからもたくさんの子ども達に届き笑顔の輪が広がることを願っています。